SR1シリーズは水に濡れるような環境や屋外の厳しい環境での使用の為に設計された変位センサです。
低価格で堅牢でハイレベルのリニアな位置計測ソリューションを提供します。
もともとクレーンのブームの伸縮やアウトリガーなどのオフロードの建設機械用にデザインされたSR1シリーズは4種類の異なる出力モデルから選択することができます。
SR1Mは4~20mAの出力信号で最大で4.4mまでリニアに位置計測ができます。
小さな計測範囲の場合は、内臓されたコントロール基板のゼロ、スパン設定によりユーザーの希望する計測長に設定変更ができます。
SR1Mは基板にあるボタンを押すだけで、最大で0~4445mm(SR1M-175の場合)から最小で0~25mmまでの間で任意の計測長に簡単に設定できます。
このモデルは2線のループ電流を通して出力、M12コネクタが付属しています。
SR1Vはフルストロークで0~10VDCの位置のフィードバック信号を出すように工場で校正されて出荷します。
SR1Mと同じようにゼロ、スパン設定によりユーザーの任意の計測長にボタンを押すだけで簡単に変更が可能です。
加えて、内蔵されたディップスイッチの切り替えにより0~5VDC、0~10VDC、-5~5VDC、-10~10VDCの4種類から出力の変更が可能です。
SR1Eはインクリメンタルエンコーダ出力で最大で4.4mまでリニアに位置計測ができます。基本は100パルス/インチの直角位相エンコーダと幅広いエンコーダのインターフェイスに接続できるように5~30VDCのプッシュプルドライバの出力形態で出荷されます。
分解能を変更することが可能です。詳細はお問い合わせください。
SR1Aは10KΩの精密ポテンショメータ出力で最大で4.4mまでリニアに位置計測ができます。
このモデルは他のモデルと異なり、計測長の設定変更ができません。現在は0~1575mm、0~3175mm、0~4445mmの3種類の計測モデルがあります。
SR1シリーズの変位計は一般的で簡単に取り付けができるM12コネクタが付属しています。このコネクタの4mのコードセットもオプション選択が可能です。
また全てのモデルが保護等級IP67に対応しているので、粉塵や水濡れからセンサを守ります。
一定の張力下でナイロンコーティングされたステンレスワイヤが内部の回転式精密ポテンショメータを装備したスプリング内蔵のスプールに巻き取られてるのでワイヤの引き出し、巻き取りの動きによりスプールが回転しポテンショメータの出力が変化します。その電圧値を内蔵の基板によって適切な出力信号に変換します。