SKシリーズは小ロットでの使用からOEMに至るまで様々なユーザー様にお気軽にご使用頂く為に開発された中距離用ワイヤ式変位センサです。
計測長は6.4mと10mの2種類から選択でき、出力は0-10VDC、4-20mA、ポテンショメータ、CANBus SAEJ1939、CANOpenの5種類から選択可能です。
エンコーダを使用したい場合はワイヤ巻取り装置のみのモデルもあるので組み合わせてご使用頂けます。
センサの筐体はポリカーボネートを採用しており、付属のステンレス製マウントブラケットにより簡単に取り付けが可能です。
SKシリーズは工場での使用や屋外での厳しい環境下での使用を目的として開発されている為、全てのモデルが保護等級IP67の防塵、防水仕様となっております。
SKシリーズは下記4種類のラインアップがあります。
SK1は10KΩ精密プラスチックハイブリッドポテンショメータを介してリニアな位置を電圧で出力します。
位置精度は±0.35% f.s.、再現性は±0.05%f.s.で工業関係のアプリケーションには最適です。
SKDは4-20mAと0-10VDC出力を合わせ持つモデルで配線方法によって使い分けることができます。出力の微調整等は一切必要ありません。
SKJはパワートレイン系の主流ネットワークSAEJ1939プロトコルに対応しており、SKHはCANOpenのプロトコルに対応しております。
両モデルともボーレート、ノードID、データレートは本体内部のディップスイッチにより簡単に設定変更できます。
SK6は他メーカーのロータリ式アブソリュートエンコーダやインクリメンタルエンコーダを取り付けてワイヤエンコーダとして使用可能にするモジュールです。
エンコーダの軸の1回転で約381㎜の移動距離を計測できます。
SK6のセンサ取付口のオプションは代表的な2.5インチスクエアフランジ型とφ58㎜サーボマウント型から選択ができます。